ベーシスト、レジー・ワークマンの勧めでニュースクール大学ジャズ科に入学。ジュニア・マンス、リアン・レジウッド、アンドリュー・シリル、レジー・ワークマンなどに師事。在学中より演奏活動を開始し、JVC Jazz Festival、Smalls、Lenox Lounge 等に出演。1999年、自らのトリオでイーストヴィレッジの “Avenue B Social Club” での、レギュラーコンサートを始める。そこで、マシュー・シップを含む様々なミュージシャンと親交を深める。
2000年からは、グリニッジヴィレッジに位置する歴史あるジャズクラブ “Arthur's Tavern” に自己のトリオ(デイヴィッド・アンブロージオ;ベース、竹内郁夫;ドラムス)でレギュラー出演、現在に至る。ピアノトリオが10年ものロングランで、ニューヨークのジャズクラブにレギュラー出演しているのは大変貴重である。その独創的なサウンド、曲にはアメリカ国内外でも評価が高く、ASCAP (アメリカ作曲家協会) からは、2006年から4年連続で作曲賞を受賞している。
近年ではアメリカ国内でのHartford Jazz Festival、Lincoln Center、Blue Note等数多くの出演、そして日本全国での定期的なツアーに加え、イタリア、イギリス、ウェールズ、スペイン、ドイツ、イタリア、アイルランド、カナダ等でも頻繁にツアーを行う。イギリスのCheltenham Jazz Festival、スペインのTerrassa Jazz Festival、イタリアのTime Zone Jazz Festival、アイルランドのBray/Derry Jazz Festivalをはじめとするメジャーなフェスティバルに出演している。
2008年にはトリオアルバム “Redwoods” と、4人のミュージシャンをフィーチャーした初デュオアルバム “Duologue” をリリース。“Redwoods” はアメリカのEpoch Times Newspaperに “2008年にリリースされたジャズCDのトップ10” に、“Duologue” はWNYC(ニューヨークラジオ)のジャズ番組のパーソナリティーでもあるジャズ評論家ウィル・レイマンによって、“2008年のトップ15” に選ばれる。また、同年11月には、初のソロピアノツアーをミラノ、フィレンツェ、ローマ等イタリア8都市にて行い、好評を博す。
2010年にはトリオ6枚目のニューアルバム “In Each Day, Something Good” をリリース。アルバム中5曲は、小津安次郎監督の1932年の無声映画、“生れてはみたけれど” にインスピレーションを得て作曲した組曲である。イタリア、ドイツ等のフェスティバルでは映像とともに演奏し、絶賛を受ける。
自己のトリオ、ソロでの活動に加え、ウイリアム・パーカー、ダニエル・カーター、ウィット・ディッキー、ロン・マクルーアー、ハミッド・ドレイク、ブッチ・モリス等、様々なミュージシャンとも共演。特にベーシスト、ウイリアム・パーカーのアルバム “Luc's Lantern” と “Corn Meal Dance” での演奏は、国内外で高い評価を受ける。彼のトリオ、セクステットのメンバーとしてアメリカ、イタリア、オランダ、ノルウェー、チュニジア、ポルトガルをはじめとする数多くのツアーにも参加している。
また、2009年には滋賀大学大学院にて音楽教育/作曲の修士課程を修了。演奏活動に加えアメリカ、日本、ヨーロッパ、アフリカ等でジャズワークショップ、マスタークラスを積極的に行っている。 |